2023年6月1日
本年度も埼玉県福祉部社会福祉課長および、アスポート学習支援代表より「学習支援教室」への協力依頼を受けました。
マザーアースでは、2010年より継続して一般社団法人 彩の国子ども・若者支援ネットワーク
(代表理事 土屋匠宇三)と連携し貧困の連鎖を断ち切ることを目的に生活保護世帯及び
生活困窮世帯の中学生・高校生を対象とした学習支援教室に会場を提供し、さまざまな支援を行っております。
コロナ禍でも、別館ホールにて感染対策をしっかり行いながら一日も休むことなく実施してまいりました。
この春には、全員の中学生が県立高校等に合格との知らせを受け職員一同我が子のことのように喜び合いました。
マザーアースでの学習支援教室は、学習の場だけではなく「ご老人とのふれあいの場」「職員の働く姿が見られる場」「家族では言えないぐちを言える場」「わからないことをわからないと言える場」
「中学生でも九九を大きな声を出して覚えられる場」「職員との交流の場」「ボランティア活動の場」等々
特別養護老人ホームならではの学習の場、子どもたちの居場所を提供しております。
私たちの支援が「最も支援が必要な子どもたちに手を差しのべられているのだろうか」
「満足しているのだろうか」と自問自答している昨今です。
今日も元気な子どもたちは「こんにちは」「ただいま」と私たちも「こんにちは」「おかえり」と玄関であたたかく迎えております。
これからもマザーアースでは、学習支援の場所を提供していきます。(理事長 野溝 守)