2025年10月23日
今月のおやつ作りは「いきなり団子」を作りました。
いきなり団子とは、サツマイモとあんこを小麦粉の生地で包み、蒸して作る素朴でほっとするお菓子です。その名前には「思い立ったらすぐに作れる」という意味が込められており、昔から熊本では、来客へのおもてなしとして親しまれてきました。


まずは、生地つくりをしていきます。白玉粉、薄力粉、米粉をボールに入れ水を足しながら混ぜています。
手先を使って混ぜることで自然と会話も弾み、「わぁ、だんだんまとまってきたわ!」と嬉しそうに笑う方や、
「私もやらせて!」と隣の方と交代で混ぜる姿も見られました。
出来上がった生地はラップをかけて、ねかせます。


利用者様に サツマイモの皮むきをお願いしました。
ピーラーを手に持ち、慎重に少しずつ皮を剥いていく手元に集中しています。
途中で「もう少し力を抜いた方がいいかな」とアドバイスを交わしながら、自然と笑顔がこぼれます。


ホットプレートに少量の水を張り、下ごしらえしたサツマイモを並べて蒸します。
蒸し上がったサツマイモを見て、「わぁ、ホクホクで美味しそう!」
ホットプレートから立ち上る湯気と甘い香りに包まれ、自然と会話も弾む、和やかなおやつ作りのひとコマとなりました。


サツマイモにあんこを挟み、生地を伸ばして包み終わったら、いよいよ蒸し器へ。「蒸し上がるのが楽しみだね」「いい香りがしてきた!」
蒸し上がると、ふっくらもちもちの「いきなり団子」が完成です。



「わあ、甘くておいしい!」「サツマイモがほくほくで懐かしい味だね」
利用者様も笑顔で頬張りながら、秋のひとときを楽しんでいらっしゃいました。
デイサービスでは、これからも皆様が楽しめるレクリエーションを考えていきます。