2021年8月27日
8月24日、57年ぶりに2度目の東京パラリンピックが開幕しました!
夜の開会式を前に、航空自衛隊の「ブルーインパルス」が東京都心の上空に、パラリンピックのシンボルマークに使われる赤・青・緑の航跡を描きました。
その後、マザーアースの東南上空から北西方面の、入間基地へと帰っていく機体が通過しました!
5機並走ではなく、少しバラけてはいましたが3色の航跡を描きながら飛んでいく様子を見ることができました(*^_^*)
25日の競泳女子100メートル背泳ぎ(運動機能障害S2)で14歳の山田美幸選手が今大会で日本選手団第1号、日本歴代最年少メダルとなる「銀」に輝きました。
26日には競泳男子100メートル自由形(運動機能障害S4)の鈴木孝幸選手が、日本選手団金メダル第1号に輝きました。
日頃見慣れている競技も、パラリンピックでは競技方法が工夫され独自のルールで行われております。
それぞれの競技で限界への挑戦を続けるパラリンピック選手の戦いにオリンピック以上の「感動」を覚えます。
「ないものを嘆くのではなく、
あるものを活かすことを学ぶ」
産経新聞「主張」に『「パラリンピックの父」と呼ばれる英ストーク・マンデビル病院のルードウィッヒ・グッドマン医師は「失ったものを数えるな、残された機能を最大限に生かそう」との言葉を残し、これが大会の精神となっている。
「経営の神様」松下幸之助翁にも「ないものを嘆くな。あるものを活かせ」の名言がある。
いわんとする哲学は同じであり、パラ大会のテーマは、経営の理念にも、あらゆる事案にも通底する』と記載されていました。
マザーアースでは、高齢者介護ケアの基本の一つとして、『介護する上で、「できること」と「できないこと」を見極め、「残存機能」の低下を防ぎ、発展させていく支援を行っております。』
高齢にともない認知症の発症や身体機能の低下により、高齢者の生活は不自由さが増していきますが、「残された機能」「あるものを活かす」ことはパラリンピックの精神と松下幸之助翁の名言とも相通じるものがあると思います。
法人基本理念にもありますように、まずは「人間尊重」を基本とし、個人が尊厳を持って、その人らしい生活が送れるよう、真心を込めて丁寧に「質の高いケア」を提供していくことをパラリンピックを通じて最確認させて頂いております。
コロナウイルスの感染が大規模になっておりますが、今まで練習を重ねてきた161ヶ国・地域から参加された約4.400人の選手の方々にとって充実した大会となることを念じております。